より大きな地図で 120804_江戸川花火大会 を表示
カヤックで花火を目指す!
マイカヤックを手に入れたときから、夢見ていた水上からの花火大会を観るという企画がついに実現しました。
夜に川へ出ることになるので、事前の準備は入念に。観に行く花火大会からしっかり調べた結果(結局、日程を最優先してしまいましたが)、『江戸川花火大会』に決定!
江戸川花火大会を選んだ理由
- 日程(これは、しかたない。この夏は予定がいっぱいなので)
- 隅田川、東京湾に比べて
⇒隅田川の荒れっぷりは体験済み。あんな複雑な波に夜もまれるのは勘弁
⇒東京湾花火大会は水路が張り巡らされた中での開催なので、動力船が多そう。 - 上流に逃げ場がない=大きな船が上流に来ない。
⇒どの会場も、打ち上げ場所周辺は航行禁止になるので、その上流か下流で観ることになります。 江戸川の場合は、上流側にほかの河川や東京湾に抜ける水路がない為、上流側の観覧水域に一度入ると、花火が終わっても落ち着くまでは、逃げ場がなく、撤収できないことを逆手に、大型の船などは、きっと下流側に集まるであろうと予想。
※そもそも、下流側はいろいろ制限があったので、カヤックでは入れませんでしたが。 - 出艇場所の確保
⇒会場周辺が混雑することを想定して、事前に駐車場が確保できそうな会場を選択。
いろいろ考慮した結果、2012年8月4日(土)に開催される江戸川花火大会となったわけです。
駐車場で準備を万端に
Googleマップの航空写真モードで事前に「これは駐車できるだろう。しかも無料っぽい!」と目星をつけた里見公園をスタート地点に選びました。ちょっと会場まで遠くて、漕ぐのにつかれましたが。
駐車場は予想通り無料で、打上会場からも程遠い為か、18:15くらいの時点でまだまだ余裕がありました。出艇した19:00頃には埋まりましたが。
夜のカヤッキングということで、装備には最新の注意を払います。
- ヘッドランプ
基本ですね。操縦者の僕とまちこさん二人とも装備です。 - 船首・船尾のLEDライト
それぞれ、LEDライトを緑の養生テープでぐるぐると貼り付け - 光るマスト設置
さらにアライテントのウルトラライトなコンパクトポール150(←軽くて小さくて超便利)を後方シートとスターン側デッキの間に挟んで立てて、その先端にもLEDを設置しました。
基本はできるだけ目立つこと。ただでさえ、他の船から見えにくいカヤックが夜に水面をウロウロするので、ありったけのLEDを持ち込みました笑 意外と活躍するのはコンサートなどで使うペンライト?的な棒タイプのLED。サイリウムも良いかも。
出艇~観覧水域まで
まぁ、会場まではひたすら漕ぐだけです。なんてことはありません。ただし、暗くて怖いので、なるべく岸寄りを漕ぎました。本当は昼間に下見をするか、暗くなる前に漕ぎだした方が良いかと思います。
水上で迫力の花火観覧!
カヤック持ってて良かったと思える瞬間!両岸が人でいっぱいのなか、水面はガラ空きです。危険水域の規制線ギリギリに陣取って、他にインフレータブルが2~3艇、カナディアンが1艇出ていました。
観覧中、流れに流されたり回されたりするので、チョコチョコ方向転換操作しましたが、こういうときって、アンカー使えばいいのかな。個人的には、川底に引っかかったりしそうだから、持っててもたぶん使わないと思いますが。。。
動画は酔います笑 閲覧注意!
観覧水域~上陸
帰りは漕ぎあがりで、若干しんどかったですが、川の流れというより、潮の満ち引きかな。予定の上陸ポイントで夜釣りを楽しんでいる方々がいたので、ちょいと手前で上陸。車のヘッドライトで、ガンガン照らしながら、忘れ物ないように、カヤックを撤収しました。
誤算がひとつ
川沿いの遊歩道がが花火観覧客でごった返しているにもかかわらず、夜釣りをしている人が。往路の途中で、なんか怒鳴り声が聞こえたんだけど、花火客同士の喧嘩かかと、気にもとめなかったんだけど、復路で「またお前らか!お前らさっきもな~~」みたいに怒鳴られつつ、今度は糸にひっかかったのを感じてましたが。。。
なにも花火で大混雑のなか、釣りすることないのに、、子供に針がかかったりしそうで、怖いんですけど。と思いつつ、明るくあいさつして通り抜けましたが、釣り人は気が立っている人が多いので、注意しましょう。とはいえ、こっちは電飾施しているんだけど、向こうは人ごみの中なんで、存在気付けません。先に声かけてくれれば良いのに。。。
上陸地点やその手前の釣り人は暗闇の中でライト照らしてたんで、早々にこちらが気づいて、迂回したり手前で上陸することができて和やかだったんだけど。
互い気をつけないとね。カヤック×釣り人の相性悪すぎ笑