カヌー・カヤック

東京運河でカヤック(中の島公園~日本橋~佃支川)

投稿日:2011年10月23日 更新日:


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 カヤックを手に入れたときから、一度はやってみたかった、東京の運河でのカヤック遊びです。
今回のメンバーは、元同じ会社のK山さんと、カヤック人口の少ない中、奇跡的にマイカヤックを持っている、会社で斜め向かいに座っているA藤さん。
本当はA藤さんの息子も参加予定だったんだけど、急に熱が出て、具合が悪いとのことなので、急遽おっさん3人のツアーとなりました。

スタート地点は『中の島公園』

中之島公園は隅田川河口の晴海運河で佃島(月島)と越中島を結ぶ相生橋のたもとにある水上公園です。小さな公園ですが、昼は釣りスポット、夜は夜景スポットと、なかなか良い公園です。 中の島公園

公園の南側、越中島と繋がっている部分が今回の出艇場所です。既に釣り人の先客もいましたが、みなさん好意的に見送ってくれました。
今回の船は、僕がフジタカヌーのアルピナ2-460、A藤さんがアルフェックのボイジャー460Tです。K山氏はアルピナに僕と相乗りです。

出艇ポイント

出艇ポイントはこの写真の奥側。背景に見えるのは越中島。

 隅田川を横断して、運河へ

いや~、隅田川って波がスゴイです。観光船やレジャー船、その他さまざまな作業船が行きかい、風もあいまってカヤックが上下に揺れる揺れる。沈しないよう、波に対して直角に。。。などとアワアワしながら逃げるように運河へ。
今日の目的地、日本橋を方面の運河をiPhoneのGPSで確認しながら(っていっても迷うほどのもんじゃ、ないですが)、進みます。

運河に入ったところ

途中、観光船なんかに手を振りながら、気持ちよーく漕ぎすすみます。ちょうど、満潮にむかって潮が満ちてくる時間帯を選んだのが良かったのか?その辺はよくわかりません。でも潮の満ち引きは計算に入れた方が良いと思います。僕が使っているのはiPhoneアプリの『潮はどう?』。日本各地の満潮干潮などが、時間帯を指定して調べられます。

途中、ジェットスキーの荒くれ者たちに抜かれたりもしながら、のんびり進みます。向こうも手を振ってくるぐらい、悪気はないんだろうけど、狭い水路で複雑に水を掻き回されるので、通常のスクリュー船が通過した後よりも大幅に波が静まるまで時間がかかります。うまく共存はできないだろうなぁ。嵐が過ぎるのを待つしかないです。

 水面から見上げる東京の街

普段は地上から、ビルから、車からなどと、あまり意識して見上げる機会のない首都高ですが、水面から見上げると、複雑に雄入り組んでいて、なんだかちょっと昭和の未来都市感が出ていてカッコいいです。
今回は短いコース設定だけど、まだまだたくさん運河漕いでみたいなぁと思います。水の汚さには閉口したけど、これでもずいぶんマシになったのかな?

水面から見上げる首都高

日本橋までもう少しというところで、水路にハシゴがあるのを発見。実は本日道に迷って集合に遅れた元上司K山さんに買い出し(パシリ笑)に行ってもらいました。

壁登り

良い子はマネしないように。しかし緊急時の避難経路確認もかねて(言い訳)

 日本橋到着

日本橋

日本橋到着。うっかりちゃんとした写真を撮り損ねました。
さっきは未来都市っぽくてカッコ良いとコメントした首都高が今度は邪魔に。やっぱり空が欲しいですね。
到着を祝って乾杯!おっさん3人なので、致し方ありません。
橋の上の人などに愛想を振りまきつつ。

ビール

水面で飲むビールはうまい!動力船でなくて良かった。

上陸地点は佃支川(総距離5.8km)

もときた水路を通って帰るのもつまらないので、帰りは途中で右に曲がって、往路とは違う水路を楽しみました。まぁ、たいして距離は漕いでないんだけども、お腹をすかせた3人はもんじゃ焼きを目指して佃支川に進入。いっきに下町の雰囲気です。路地裏のような水路では釣りをする子供たちがわいわいしてたり、地元の漁船があったりして昭和にタイムスリップしたような錯覚をうけます。
佃支川赤い欄干の橋と背景のビル群がなんともメトロポリタンな橋を超えて、いよいよ終点。水路の突き当たりで上陸します。

上陸地点は綺麗に整備された公園になっていて、トイレもあり便利です。親水公園ってやつでしょうか。フォールディングカヤックを畳むのにちょうど良い木製デッキもあってこれはオススメです。また、よくよく周りを見渡すと、銭湯もあります。これは便利いいかも。
佃支川の出入り口の水門が常時開いているのか、ちょっと不明ですが、日曜日に開いているんだから、基本的にいつで開いているんじゃないかと思います。

上陸地点

本日のカヤック。フジタカヌーのアルピナ2-460(左)とアルフェックのボイジャー460T(右)

実に楽しいツアーでした。漕いだ距離は短かったですが。また挑戦したい。水が臭くない冬が良いかも。
都市運河のカヤック遊びは冒険心にかられます。水路をどんどん奥まで進みたくなります。東京の水路をカヤックで制覇目指すっていうのも良いかもしれません。
このあとは、月島でもんじゃ。そしてビール!運動した後のビールは格別でした。

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